皆さんこんにちは。
神奈川県秦野市を拠点として、注文住宅や新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛ける株式会社中商です。
窓の断熱や給湯器の交換など、省エネリフォームに使える国の補助制度をご存じですか?
最近では、国が支援するリフォーム向けの補助制度を活用することで、工事費の一部が補助されるケースが増えています。また、制度の利用には、工事内容や施工業者の条件、書類の提出など、いくつかのポイントがあります。
この記事では、秦野市でのリフォームにも活用しやすい補助制度とその注意点をわかりやすく解説します。これからリフォームを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
■秦野市のリフォームで使える補助金とは?
秦野市で住宅リフォームを検討している方にとって、「補助金が使えるかどうか」は、工事内容や予算の見通しに大きく影響します。現在、国が実施している「住宅省エネキャンペーン2025」は、エコリフォームを促進する目的で行われており、市内の戸建て住宅やマンションに住む人も対象となる可能性があります。こうした制度を活用すれば、工事費用の一部を国が負担してくれるため、経済的な負担を抑えつつ快適な住まいづくりが可能になります。
・住宅省エネキャンペーン2025
住宅省エネキャンペーン2025は、国土交通省などが連携して進めている省エネ住宅の普及支援事業です。対象となる工事には、断熱改修や高効率給湯器の設置などが含まれており、申請すれば最大数十万円の補助が受けられるケースもあります。補助金の対象となる工事はあらかじめ登録された「事業者」が施工する必要があり、工事完了後の写真や見積書、契約書などの書類を提出して、補助金を受け取る手続きが必要です。
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■住宅省エネキャンペーンの対象事業
住宅省エネキャンペーン2025では、複数の補助制度が用意されており、それぞれ対象となる工事内容や補助金の上限額が異なります。
・子育てグリーン住宅支援事業
子育てグリーン住宅支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、環境性能の高いリフォーム工事を支援する制度です。たとえば、断熱材の追加や、高効率なトイレ・給湯器の設置、浴室の改修などが対象になります。補助の対象になるのは、原則として18歳未満の子どもがいる家庭、または夫婦のどちらかが39歳以下であることが条件です。
この制度を利用すれば、リフォームにかかる費用の一部が国から補助され、経済的な負担が軽減されます。対象となる工事の施工は登録事業者に限られており、申請に必要な見積書や工事写真の提出も求められます。事前に補助制度の要綱を確認し、対応可能なリフォーム会社へ相談することが重要です。
子育てグリーン住宅支援事業はこちら
・先進的窓リノベ2025事業
先進的窓リノベ2025事業は、既存住宅の窓を高断熱仕様にリフォームする工事を対象とした補助金制度です。窓は外気との接点が多く、熱の出入りが激しい場所のため、断熱性能を高めることで冷暖房効率が向上し、光熱費の削減につながります。
補助の対象となるのは、断熱性能の高い内窓の設置、既存窓の交換、ガラスのみの交換などで、それぞれに応じて補助金額が異なります。補助金額は窓の大きさや数量によって変動し、1戸あたり最大数十万円の補助が受けられる場合もあります。
先進的窓リノベ2025事業はこちら
・給湯省エネ2025事業
給湯省エネ2025事業は、家庭で使うお湯のエネルギー消費を減らすために、省エネ性能の高い給湯器へ交換する工事に対して補助金が支給される制度です。
対象となるのは、ヒートポンプ給湯器(エコキュート)やハイブリッド給湯器、家庭用燃料電池(エネファーム)などで、機種によって補助額が異なります。秦野市でも、古いガス給湯器を省エネ型に取り替える家庭が増えており、この制度を使えば工事費用の負担を軽減しながら環境への配慮も進められます。
給湯省エネ2025事業のはこちら
・賃貸集合給湯省エネ2025事業
賃貸集合給湯省エネ2025事業は、アパートやマンションなどの賃貸集合住宅における省エネ型給湯器の導入を支援する制度です。
賃貸住宅のオーナーや管理会社が対象となり、建物の複数戸に対して高効率な給湯器を一括で設置・更新する場合に、一定の補助金が支給されます。補助対象の給湯器には、ヒートポンプ式やハイブリッド型など、エネルギー消費を抑える製品が指定されています。
賃貸集合給湯省エネ2025事のはこちら
■補助金を利用する際の注意点
住宅省エネキャンペーン2025の補助金は非常に注目度が高く、限られた予算枠の中で全国の申請者が殺到する傾向があります。
・余裕をもって申請を行う
補助金制度は「予算が上限に達し次第、受付終了」となることが多く、予定していたのに間に合わなかったというケースも少なくありません。例えば、窓や給湯器の工事は季節や需要によって施工業者の予約が取りにくくなることもあります。
加えて、申請には見積書や契約書、工事完了後の写真、製品の保証書など、複数の書類の準備が必要です。これらを用意するには、施工業者とのやりとりや確認作業に時間を要するため、工事着手の1~2か月以上前からの準備が理想です。締切直前に慌てて手続きをしてしまうと、書類不備や登録漏れで申請が通らないリスクもあるため、スケジュールには余裕を持って行動しましょう。
注:画像は2025年7月28日時点
※住宅省エネ2025キャンペーン|予算に対する補助金申請額※の割合(概算値)より引用
・補助金の併用が可能か?
住宅省エネキャンペーン2025では、複数の事業(例:窓の断熱改修と給湯器の交換)を同時に実施することで、それぞれの工事項目ごとに補助金を受け取ることが可能です。たとえば、同じ住まいで「先進的窓リノベ2025事業」と「給湯省エネ2025事業」を同時に申請することは制度上認められています。
ただし、同じ内容の工事に対して、国の補助金と地方自治体(秦野市や神奈川県など)の助成金を重ねて受け取る場合には、制度ごとに併用の可否や条件が異なるため、必ず事前に確認が必要です。
たとえば、秦野市独自の住宅リフォーム補助制度が実施されている場合でも、同一工事が対象外とされる可能性があります。工事項目の重複や交付条件に関するトラブルを防ぐためにも、リフォームを依頼する施工業者や登録事業者に「併用できる補助制度の確認」をお願いすることが重要です。
・登録業者に依頼する
利用するためには補助金制度に登録された「登録事業者」に工事を依頼することが必須条件となっています。登録事業者とは、国土交通省などが定める基準を満たし、制度に対応する工事を適正に実施できると認められた業者のことです。秦野市内にも多数のリフォーム業者がありますが、すべてが登録されているわけではありません。
登録されていない業者で工事を行った場合は、制度の対象外となり、補助金を受け取ることができません。登録の有無は、住宅省エネキャンペーン2025の公式ホームページで公開されている事業者検索ページから確認できます。
補助金利用を相談できる事業者(住宅省エネ支援事業者)の検索はこちら
■補助金の申請手順と必要書類
住宅省エネキャンペーン2025の補助金を確実に受け取るためには、申請の手順や必要書類を正しく理解しておくことが重要です。窓の断熱改修や省エネ給湯器の設置など、制度ごとに対象となる工事の箇所や条件が決まっています。
・対象工事の確認と見積取得
まずはリフォーム業者に見積もりを依頼します。この段階で補助金の対象工事かどうか、業者に必ず確認しましょう。見積書には工事の詳細や費用、使用する建材や製品名が記載されている必要があります。補助金申請の際には、見積書が必須の書類となるため、正確かつ詳細なものを用意してもらうことが大切です。なお、申請書類には工事の対象部分の写真や証明書類の提出が必要な場合もあるため、業者と連携して準備を進めると安心です。
・事業者登録とオンライン申請方法
補助金を受けるには申請者だけでなく、工事を担当する事業者も「登録事業者」である必要があります。登録事業者は制度の基準を満たし、適切に補助金申請をサポートできる業者です。公式ホームページで登録事業者リストを確認し、信頼できる業者を選びましょう。
申請はオンラインで行うため、申請者の基本情報、工事内容、見積書の添付などが求められます。書類の不備や情報の誤りがあると、審査に時間がかかる場合や補助金が受けられないこともあります。また、工事完了後には実績報告として、施工後の写真や請求書などを提出する必要があります
■リフォーム補助金を検討中の方は中商にご相談ください!
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